美食学研究報告

日本料理の次世代への継承と、更なる発展。日本料理を未来に繋ぐ。

事業に関わる「お金」のリアル【第9話】「債権者が実行できる回収行為とは? ①」

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どうも、美食学研究員 あとむら(@gastronomy_work)です。

料理人の皆様の中には、独立を目指している方も多いでしょう。
もしくは、既に自分のお店をオープンさせた人もいるかもしれません。

料理人の方に限らず、事業を行う上で切っても切れないのが「お金」の話。

お金についてのブログ連載の記事になります。
題して「事業に関わる「お金」のリアル」

今回は第9話です。

前回まではこちらになります。
事業に関わる「お金」のリアル【プロローグ】
事業に関わる「お金」のリアル【第1話】「金融リテラシーを身に付けろ!」
事業に関わる「お金」のリアル【第2話】「平時の兵法 有事の兵法」
事業に関わる「お金」のリアル【第3話】「融資は投資」
事業に関わる「お金」のリアル【第4話】「関係者に優先順位をつける」
事業に関わる「お金」のリアル【第5話】「金融機関の行動原理を知る!」
事業に関わる「お金」のリアル【第6話】「法的整理はしちゃいけない!
事業に関わる「お金」のリアル【第7話】「勝ち続ける人生なんか無い!」
事業に関わる「お金」のリアル【第8話】「恐怖の原因は無知である」

それでは、今日もよろしくお願いします。

債権者が実行できる回収行為とは?

前回(第8話)の記事で書きましたが、債権者の回収行為には非常に厳しい制約があります。

債務者は怖いことが起こるんじゃないかとビビりますが、その「怖いこと」のほとんどは法律違反です。

では、合法的に出来る債権回収の行為にはどんなものがあるでしょうか?

それが事前にわかれば対応策も考えることが出来ます。

債権回収の方法は2つ!

日本国内で合法的に営業を行なっている金融機関。
つまり銀行や信用金庫やクレジットカード会社から有名なサラ金まで、全て法律というのは同じです。

合法的に出来る債権回収の方法は2つしかありません。

「督促状や催告書といった書面による請求」
「財産の差押え(裁判所の許可が必要)」

この2点だけです。
裁判所の許可を得ずに、勝手に差押えは出来ません。
もし独断で差押えなどを実行すると、第8話で書いた「自力救済の禁止」に抵触します。

「書面による請求」の対策

「督促状や催告書といった書面による請求」について書いて行きましょう。

この催告書督促状という書面に関しては、強制力は全くありません。

この時点では無理矢理、財産を没収されたり、金銭的な負担があるということはありません。

つまり放置が最善の対策であると言えるでしょう。

催告書や督促状が送られてくるとビビっちゃうけど、これらには何の強制力も無いと覚えておきましょう。

それだけで精神の持ちようが全く違うと思います。

次回へ続く

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「彼を知り己を知れば百戦殆からず。
 彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
 彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」

『孫子』謀攻篇

(現代語訳)
相手のことをしっかりと把握して、自分の実力をわきまえて対策をすれば、何回戦っても勝てるものです

相手のことを知らずに、自分の実力を把握しているだけでは勝率は50%

相手のことも自分のことも知らなければ、戦うたびに必ず危険が待ち構えているでしょう。

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